
給食
食べることは生きることの基本であり、心と体の発達に大きく関係しています。乳幼児期から発達段階に応じて豊かな食体験を積み重ねることにより、食生活が豊かになります。また、時間を決めてきちんと食事をとることは、生活リズムを整え、信頼関係の基礎をつくることにつながります。そのため、1日の生活時間の大半を過ごす保育園での食事の役割は重要です。保育園では「空腹を満たす」だけではなく「仲間と楽しく食べること」「食に対する意欲を育むこと」「健全な成長を考えた食事を提供すること」を大切に、ご家庭と共に子ども達の【食事】を考え、実践しています。
(1)食事の種類
子どもの発達や年齢に応じ「ミルク」「冷凍母乳」「離乳食」「乳児食」「幼児食」「延長補食」を提供しています。また、医師の指示のある場合には個別に「アレルギー除去食」を提供しています。病み上がりや体調不良のお子さんには消化の良い食事(軟飯等)に変更して提供することも可能です。ご希望される場合は担任にお申し出下さい。
(2)給与栄養目標量
1日の必要量の40~50%を保育園の食事(昼食とおやつ)の目標としています。
- 年齢
- エネルギー
- たんぱく質
- 3歳未満児
- 500Kcal
- 23.9g
- 3歳以上児
- 596Kcal
- 20.0g
保育園における給与栄養目標量(19年4月現在)
(3)調理の方針
- 薄味を心がけます
- 和風献立を心がけます
- 旬の素材を生かします
- 咀嚼を促す食材を提供します
- 安全な食材の使用を心がけます
(4)離乳食
離乳食は個人の発達や生活のリズムに合わせ、個別の対応をしています。基本的には、離乳食の1日1回食はご家庭で始めていただき、1日2回食になってから保育園での離乳食開始となります。その後は、離乳食の段階を踏んで幼児食へと移行できるよう、ご家庭と協力しながらすすめていきます。
また、アレルギーの予防のために牛乳、卵等の動物性たんぱく質の使い方に配慮しています。
また、アレルギーの予防のために牛乳、卵等の動物性たんぱく質の使い方に配慮しています。
※詳細はお子さんが1歳6か月までのご家庭に「離乳食のしおり」をお渡し致し ますので、ご参照下さい。
(5)アレルギー除去食
お子さんに食物アレルギーの症状があり、医師から食物アレルギーと診断された場合は、保育園でも協力して対応しています。成長・発達の著しい乳幼児期の子どもの為、食べられる食品で代替食を作っています。また、日常生活を見直しながら身体の免疫力を上げて、アレルゲン食品を食べられるようにしていくことも大切です。
アレルギー除去食を開始する際は、医師の診断書又は検査結果の写しと「アレルギー除去食指示書」を提出していただきます。
開始以降はお子様の状態を詳しく把握しておくために、半年ごと(9月と3月)に「アレルギー除去食指示書」の提出をお願い致します。尚「アレルギー除去食指示書」は事務所及び当ホームページに用意しております。
アレルギー除去食についてはこちらもあわせてご覧下さい。
「除去食指示書(PDF)」「アレルギー除去食」
アレルギー除去食を開始する際は、医師の診断書又は検査結果の写しと「アレルギー除去食指示書」を提出していただきます。
開始以降はお子様の状態を詳しく把握しておくために、半年ごと(9月と3月)に「アレルギー除去食指示書」の提出をお願い致します。尚「アレルギー除去食指示書」は事務所及び当ホームページに用意しております。
アレルギー除去食についてはこちらもあわせてご覧下さい。
「除去食指示書(PDF)」「アレルギー除去食」
(6)ご家庭との連携
- 【展 示】
- 玄関にその日の食事を展示しています。ぜひ、降園時にお子さんと一緒にご覧下さい。お子さんの保育園での食事量を知り、ご家庭での食事の参考にしていただけるとありがたいです。
- 【献 立 表】
- 月末に翌月の献立表をお配り致します。
- 【食事だより】
- 年4回「食事だより」を発行します。栄養士からのメッセージやレシピ等を載せていますのでご覧下さい。
- 【栄養士より】
- 掲示板に献立や食事についての情報、食育に関する写真、栄養情報などを随時掲示しています。
連携の内容
(7)食を通じた子どもの健全育成(食育)
「つくる」ことと「食べる」ことをつなげ、子どもがそれを実感できる機会を設けます。体験を通して、命をいただく、感謝していただくことに子どもが気づき感じられるよう取り組みます。子どもの食に対する意欲を育むために主に3~5歳児を中心に次のような実践をします。
- 食材に触れる
- 栽培、収穫、調理を体験する
- 食事のマナーを学び、楽しく食事をする
- 栄養士・調理員との交流を図る
平成15年度給食総括(PDF)
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